どの家庭でも発行された肩たたき券をもう一度
この「みんなの肩たたき」は、オリジナルの肩たたき券を自分たちで作って、それをちゃんと使えるようサポートしてくれるスキルです。
凄く楽しいオリジナルの肩たたきの歌に乗せて、家族団らんのひとときを過ごしてください。
スマートスピーカーはみんな(家族)で使われる・・・をまさに表すとても素晴らしいスキルです!
みんなの肩たたき 使い方
話し方
スキルを起動すると、まず「肩たたき券を作る」か「肩たたき券を使って肩たたきをする」のかを選びます。
このスキルの面白いところは、オリジナルの肩たたき券を発行番号とともに「作成する」というフェーズが入っている点ですね。まずはお子さん、お孫さんと一緒にオリジナルの肩たたき券を作りましょう。
肩たたき券を作る・・・で進めると、単純に整理番号を発行してくれます。2回やったのですが、2回とも3桁の番号が発行されました。この番号を控えて、その番号を記載した「肩たたき券」を作りましょう。
肩たたき券ができると、それをお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん等の大事な人にあげましょう。この辺はまったくもって人力の世界であって、アレクサは一切関与しません。「みんなの肩たたき」スキルでは肩たたき券の番号を発行するだけです。
そして、肩たたき券を貰った人は、次に「アレクサ、みんなの肩叩きを開いて」から、肩たたきをしてもらう方を選択します。
ここで先程発行された番号をアレクサは覚えてくれており、ちゃんとその番号が一致しないと肩たたきに進めません。この辺、凄くシンプルな仕様なのに、音声UIがうまく介在できてるなあと思いました。
そして流れる、最高の肩たたきソング!
このスキルの最大の見せ場、肩たたきソングがいよいよ流れます。
絶妙なテンポ、歌詞、声・・・もう私はこの曲を聞いた瞬間に背筋がビビビときました!
BUMP OF CHICKENのカルマやDAOKO×米津玄師の打上花火なんかでもビビビとキタんですが、それらの名曲のビビビと同等のビビビが来てしまったわけです!
いや、こんなアホなことを言ってハードルを上げているだけでして、多くの皆様にはビビビとか来ないかもしれませんがw
この曲に乗せて、その間 お子さんやお孫さんに肩たたきをしてもらうという流れですね。素晴らしい!
アイデアが美しくて素敵
ぶっちゃけ、肩たたき券を無理やり音声UIでやったと言えばそれまでかも知れません。
それこそ、肩たたきソングなら楽しい動画付けてYoutubeで公開し、それをリビングの大画面テレビで流した方が子どもたちも喜ぶかも知れませんしね。
でも、音声UI、スマートスピーカーで日本の素晴らしい文化の「肩たたき券」を作れないか・・・という発想、そして券を作る過程は完全にスマートスピーカーから切り離して突き放しながらも、番号を音声UIで記憶、整合を取るというアイデア。この辺のバランスは凄くうまいなと思いました。
しかもそれだけでなくて、きちんと作られた「肩たたきソング」で、スマートスピーカーの一番得意な部分もしっかり使ってますし。
これ、アワード出てたら割といいところいってたのではなかろうか・・とかw
スマートスピーカーは家族で使われる
欧米だけでなく、日本でもだんだんと見えてきたのは、
・スマホは個人で使われる
・スマスピは家族で使われる
という傾向ですよね。
まあスピーカーである以上、当然家族みんなに聞こえてしまうことが多いわけで、ファミリーユースでは家族みんなで使うスキルや子どもが使うスキルの占有時間が増えるのは自然でしょう。
そしてスマートスピーカーが家族団らんの1つのツールとして、リビングでのテレビやネット配信サービスと同じように使われてきています。この「みんなの肩たたき」のように、工夫次第で家族のコミュニケーションツールとしてスマートスピーカーはもっともっと存在感出てくるのかなと思いました。
あとがき
塗り絵、折り紙、肩たたき・・・まだまだ題材はありそうやで!
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