いよいよAmazon Payで購入まで行えるスキルが登場しました! ギフトショップブランドの「RING BELL」です。
Amazon Alexaの最大のポイント、Amazon Payと音声UIがスムーズに連動してECのあり方を変えるという未来に一歩近づいたことになります!
リンベルショップ 使い方
話し方
基本これだけ。
あとはスキルのガイドにしたがって商品を選んでいくという内容です。
Amazon Echo Spotで利用した場合
まずはモニター付きの端末、Amazon Echo Spotで利用した場合をみていきます。
このAlexa板「リンベルショップ」では、公式ショップ内の「極み」コーナーのみを扱うようです。
スキルリリース時点では山形県の企画のようで、6種類のギフト商品が紹介されます。
きちんとSpotの画面形状、サイズに合わせてあって、丁寧な作りになっています。
6つの商品から詳細を聞きたい商品の番号を言うと詳細内容の読み上げの後、購入するかどうかの確認、購入するなら個数の確認へと続きます。
また、Spotだとタッチ操作できるようボタンや番号タップエリアも出てきます。
「Amazon Pay連携」をスキル設定でオンにしている場合は、そのまま購入しますか?に「はい」で購入まで非常に簡単に進めます。
設定で誤発注を防ぐ4桁PIN確認をオンにしているのですが、さすがに単価が高く怖いのでこれ以上進んでいませんw
ちなみに注文を取り消すという行為がAlexa経由でできないため、キャンセルするには電話窓口への問い合わせが必要になります。さすがにこれだと面倒ですね・・・
Amazon Echoでも問題なく使える
画面のないEchoシリーズでの利用も問題なく行えます。
当然画面を見ながらの方が分かりやすいのですが、音声だけでもユーザーが迷わないよう非常に丁寧に作ってあります。
また、Alexaアプリから利用した場合は、音声で読み上げられた文面そのままにアプリ上に展開されます。
アプリのホームに戻れば、カードとしても同じ内容が来ているので、後から見返す場合もスムーズです。
全ての端末で全く同じ使い勝手を実現し、かつテキストやカードでのフォローもしっかりと考えられています。
さすが、Amazon Payに連動したECとしての先行事例スキルですね。
凄く分かりやすい!
メールとAmazon Payの許可が必要
この「リンベルショップ」を利用するには、メールアドレスの利用許可とAmazon Payへの許可をオンにしておく必要があります。
ちなみにAmazon Payは、アマゾンアカウントにクレジットカードを登録していれば、特にユーザーは何の設定も不要です。要はアマゾンで何か買ったアカウントであれば、特に何も考えなくてもいいということになります。
※通常のショッピングでは、「Amazon Payで支払う」のボタンから購入するだけです
なので、「リンベルショップ」スキルの設定でAmazon Payをオンにしておくだけでいいわけです。
誤発注をガードしておこう
リンベルショップに限らず、今後たくさん出てくるであろうショッピング系スキルで誤発注を避けるため、PINコードでの確認をオンにしておきましょう。
Alexaアプリの「設定」から「Alexaアカウント」「音声ショッピング」と進みます。
ここで「確認コード」をオンにし、ガイドにしたがって数字を設定します。また、上の項目で音声ショッピングそのものをオフにしておくこともできます。
ショッピングスキルの初期リファレンスになりそう
商品を絞った上で分かりやすさを最優先したボリューム、全ての端末で統一されたUX、Amazon Payとの連携など、今後出てくるショッピングスキルのリファレンス的立ち位置のスキルだと言う気がしました。
スキル名も短くて分かりやすく、ブランド名で他のスキルとの混乱もない点で素晴らしいです。
リリースされた時期に4ヶ月以上差があるとは言え、前回レビューしたGoogleの「コスメアドバイザー」とは真逆と言う程の差があります。
【コスメアドバイザー】 レビュー マリアナオーシャンのソープを勧めてくれる!けど・・ [Google]
これからスマートディスプレイの時代になる上で、画像付き音声UIショッピングスキルというのはメインジャンルになると思われます。その前段階の今、Amazon Pay連動のリファレンススキルが出てきたというのは大きな意味があるなと感じました。
ここで一歩先を行ったAmazonに対し、GoogleとLINEがこの後にどのようなスキルを出してくるか非常に楽しみです。
あとがき
ダッシュボタンのような商品名が決まった消耗品系の注文には音声が刺さりそう・・・
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