通知機能が付いているので便利だ!
この「京王グループ」アプリでは、京王電車の遅延情報、沿線のオススメ情報、クーポン情報を提供しています。
他社線アプリ同様、通勤・通学に使用している路線をセットしてすぐ遅延情報を聞くことができます。
さらに、JR東日本同様、Amazon Echoの通知機能に対応しているので、遅延情報がある場合にEchoが黄色く光って教えてくれますよ!
京王グループ 使い方
話し方
基本的に遅延情報を知りたい場合がほとんどだと思うので、「京王を開いて」と覚えておくだけでいいと思います。一番最初の起動時には「Amazon Alexaアプリ」のホーム画面にカードで規約が飛んできます。
これを読んだ上で規約に承認する場合には「はい」と答えねばなりません。その後、良く使う路線を一つ設定することができます。私は昨年まで利用していた井の頭線を設定してみました。
二回目以降の起動では、「京王を開いて」と言うだけですぐに設定路線の遅延情報を教えてくれます。
ただ、真夜中の3時に聞いても「井の頭線は平常運転です」と言ってくるんですよね。基本的に「遅延情報がない」=「平常運転である」のロジックだと思いますが、人が聞く場合には違和感があります。
とはいえ、これ・・・公式サイトでも同様のロジックで「平常運転」になってたんで、ずっとそういうものなんでしょうね。
通知機能をオンにしておこう!
ライバルの「東急線アプリ」にはない優位点として、きちんとAmazon Echoの通知機能に対応している点は素晴らしいです。以下の方法で通知をセットできるので、京王線を利用されている方は通知をオンにしておきましょう。
最初に規約を承諾したらこの画面が出てきたように思います。ここで通知ボタンをオンにしておきましょう。
なお、今自分が有効化している全スキルの中で通知に対応しているスキルの一覧からもオンオフができます。最初にオンにしなかった場合や、オフにしたい場合は以下の手順で変更できます。
Amazon Alexaアプリの左上のメニューを開き、「設定」を選択します。
その後、「通知」を選択します。
そうすればこのように、今自分が有効化している全スキルの中で「通知」機能に対応しているスキル一覧が表示されます。ここから各スキルの通知機能をオン・オフできます。
スキル名・・・これはダメだ
正式スキル名「京王アプリ:運行情報・おすすめ・クーポン」だそうです。
これはアカン奴ですw
スマホのAmazon Alexaアプリではスキル名が改行されて2行表示されているのでまだいいのですが、PCのAmazonのスキルストア上ではこのように省略されます。
確かに、「京王グループ」の3つの情報を提供するスキルだと言いたいのは分かるのですが、ユーザーがこのスキルで一番何を必要としているのか、何のためにこのスキルを使いたいのかを考えれば、このスキル名だと分かりにくいし響かないのはすぐ分かると思います。
早急に変えた方が良いです。
実は京王ライナーの空席状況を調べるスキルは「京王ライナー」とシンプルに命名されているので、こちらも同じ発想で「京王線」とかにする方がいい気がします。
おすすめ&クーポンをどう捉えるか
まあ、ぶっちゃけ遅延情報が欲しいからわざわざスマートスピーカーで利用するわけで、あえて「おすすめ情報」や「クーポン」を取りに行くことって少ない気がします。
一方で、スキルを提供する企業の思惑としてはすごく分かりますし、広告情報やクーポン情報をスキルとして流してもアマゾンからOK貰えるのか!というテストケースとしては面白いスキルだとも思います。
また、ユーザーとしてはうまく使うことで京王沿線の方なら「アリ」な部分もあるように思います。というのも、この京王グループスキルはカード情報も提供してくれます。この辺頑張ってますよね。
ちなみにクーポンは、別途スマホアプリである京王線アプリで使えるクーポンのことです。普段からこちらのクーポンをチェックされている方のみ有用な情報と言えます。
このように、遅延情報、おすすめ、クーポンはそれぞれカードとしても届きます。実は、おすすめもクーポンもフラッシュブリーフィングのように記事毎に先送り、巻戻しはできません。
「おすすめ情報が5件あります」と言われて、5件をつとつとと話始めるんですが、ここで「アレクサ、次」と言っても次のおすすめ情報に飛んでくれず、おすすめ情報自体が終了してしまいます。
でも、この時すでにAmazon Alexaアプリ内にはカードが届いています。
つまり、おすすめ情報を聞いてすぐに「アレクサ、終了」か「アレクサ、次」でスキップしてしまい、カードを読む形にすればそんなにストレスを感じなくなります。
なので人によっては上手く使える気もします。カードで補足してくれるのは非常にありがたいので、他のスキル開発者さんにも参考になると思いました。
東急線アプリと使用感を比べてみるべし
スキル紹介ページに記載があるんですが、この京王線スキルではユーザーさんからの改善要望を受け付けてくれています。リクエスト用メアドが書いてあるので、京王線沿線の方で要望がある方はどんどん送ってみましょう。
まだまだスマートスピーカーのスキルは各社手探りの黎明期です。ユーザーさんと一緒に作り上げていくフェーズだと思うので、どんどん改善されていくと思います。
そういう意味では、利用していなくとも他社線のスキルを利用して比べてみるのも手だと思います。私もその意図で順番に交通系スキルをレビューしています。
以前「東急線アプリ」のレビューをしていますのでよろしければこちらも参照してください。
「東急線アプリ」レビュー シンプルに運行情報だけをチェック! [Amazon Alexa][Google Home]
あとがき
これは全社線に言えることなんですが、15分とか30分以上遅延しないと「平常運転」ってのも微妙なんですよね。30分も遅延ないし振替輸送になってる事態では30分早く起こして欲しいわけで・・w
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