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強欲なうさぎの迷路がVup! なんとAPLを使った音声同期アニメを実現してしまった!

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強欲ウサギeyec2

最新仕様を使いこなしてどんどん進化していくウサギ!

この「強欲なうさぎの迷路」は、初代PC版Wizardryを彷彿させる線画による3Dダンジョンから脱出するゲームで、スマートスピーカーゲームとしては一線を画す画期的なタイトルでした。

そして今回のVupでAPL(Alexa Presentation Language)に対応し、音声同期によるアニメーション表現を実現してしまったのです! 今回は作者のkyukkyuさんこと「しのやん」さんががQiitaで本件の開発日記を公開されているので、そちらを紹介しながらスキルをみていきましょう!

強欲なウサギな迷路 使い方

■Alexaアプリで「強欲なウサギ」で検索

話し方

『アレクサ、ウサギの迷路を開いて』

スキルの遊び方やレビューに関してはこちらの記事をご覧下さい。

まずは実際にみてみよう

今回のVupでアニメーションが実装された箇所は、「オープニング」「遊び方」「ストーリー」「エンディング」の4ポイント。実際のアニメーション部分を動画にしました。
※手持ちで撮ったのでブレブレはご容赦下さい

Pager機能をアイデアでパラパラアニメに!


AlexaPresentationLanguage
ドット絵によるパラパラアニメですので、一見すると普通のGIFアニメに見えるかも知れません。ですが、実際にスキル開発されている方ならムムム・・と思われるかも知れませんね。

APLによるパラパラアニメと言っても様々な制約があって一筋縄にいかないからです。

例えば・・
・APLのSpeakItemコマンドではmp3を再生できない
・画面がちらつくことがある
・APLの指示が約24Kbyte超えるとエラーになる
などなど。

こういった苦労話と工夫話、そしてAPLでパラパラアニメを実現するための詳細な情報をQiitaで公開されています。

エンジニアの方なら必見記事じゃないでしょうか!

おかげで私が何か書く必要がない!w

しのやん氏は我がチームでもスーパーエンジニア!

実は私もしのやん氏も株式会社サイバードのVoiceUIチームに所属しておりまして、APL公開直後からウサギアニメ化計画に燃える強欲モードのしのやん氏から途中経過を聞いていました。

私はエンジニアではないので難しいことはよく分からなかったんですが、あっという間に懸念点をクリアしてAPLによるアニメーションを実現されていました。そして、Amazonの審査もサクッと通過!!

そもそも「強欲なウサギの迷路」自体がリリース当時はもちろん、今でもスマートスピーカースキルとしては尖りまくりかつ仕様アイデアが素晴らしい作品なんですが、さらにAPLにおけるアニメまで実装して一歩先に進んだと思います。

今後、個人名義、会社名義と様々なスキルの開発者として強欲なしのやん氏を巷で見かけることになるんではないでしょうか! 是非この機会に「強欲なウサギの迷路」をプレイしてみてください。小難しい話を抜きにしても普通に面白いので。

あとがき

スマスピでRougueが実現したらなかなかアツそうです!



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Junji Kumagai

Axel Games / Axel Gadgets の管理者をしとります。最近はAmazon Alexa , Google Home , LINE Clovaに関わる仕事をしていますので、本当に価値あるスキルや情報を紹介していきたいと思います!

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