売れ線書籍を手軽にガイドしてくれる!
この「どこでも読書のオススメ」は、その名の通り今売れている話題の書籍をジャンル毎のガイドしてくれるスキルです。まだまだスキルのツクリ自体は甘いものの、使い方によっては便利なので興味のある方はぜひチェックを。
どこでも読書のオススメ 使い方
話し方
Alexaアプリには「ライトノベルのジャンルを探して」「何かオススメを教えて」でも起動できるかのような記載がありますが、そもそも「アレクサ、」が抜けていますし、スキルの途中でも上記ワードはほぼ反応しません。
ウェイクワードの部分だけでもプラットフォーマー側でチェック、差し戻ししないと、せっかくスマートスピーカーを手にしたユーザーが離れてしまうので、きちんとチェックしてほしいなと思いました。
『アレクサ、どこでも読書のオススメを開いて』でスキルを起動すると覚えましょう。
ただ、スキル名としては覚えにくくもったいないですね・・
読みたいジャンルを選択してオススメを聞こう
ガイドしてくれる書籍のカテゴリは、「小説」「実用」「ノンフィクション」「暮らし」「ライトノベル」の5つ。ただし、私が試した時は「実用」「ノンフィクション」にオススメが1つもなく、「ライトノベル」は1つだけでした・・・
どういうロジックでオススメを出しているか分からないですが、実用性を考えると「小説」ジャンルくらいしか意味がない気もしました。なので、今話題の小説ってなんだろう?くらいで小説に絞って使い方を覚える方が現状はいいと思います。
ディスプレイのないEchoシリーズでは、オススメの3冊のタイトルを教えてくれます。上のスクショのようにShowやSpotといったディスプレイモデルでは最大10冊程度までテキスト表示してくれます。
音声読み上げした3冊に関しては、「1番」「2番」「3番」という番号でも指定できますが、本のタイトルでも指定できます。
タイトルを指定すると、本の概要を読み上げてくれます。
Echo Showだとカバー写真付きで紹介してくれますので分かりやすいですね。
ただ、「ノーマンズランド」って確か昨年の今頃発売じゃなかったでしたっけ? 最新の話題の書籍をガイドってわけじゃないのかな?
どういう基準でのオススメなのか、著名な人のピックアップでもないしイマイチもったいない感じですねえ・・・
Alexaアプリのカード送信が便利かも
こんな感じで、Alexaアプリのアクティビティでカード送信してくれます。
アプリ左上のメニューから「アクティビティ」でOK。
このテキスト量をアレクサ姉さんがつとつとと話するのをずっと聞いてるのは割とストレスなんで、さっと終了してこのカードを読むのがいいかと。 ごめん、姉さん!
なので、スキルを起動して小説カテゴリから気になるタイトルを2−3冊パパパと聞いて、あとはカードで内容を読むという使い方がいいかなと思います。
スキルとしてユーザー視点になっていない面も
まず、スキルタイトルの認識に難があります。ここはAlexaの問題の面もありますが、やはりスキル名が分かりにくく発音しずらいのだろうと思います。
さらに、5つしかカテゴリがないのにそのうち2つに紹介タイトルがないとか、「戻る」で戻るとその後挙動が不安定になったり、「小説」や「ライトノベル」とカテゴリ名を言っても認識しなくなったりと、ほとんどのユーザーは満足に使えない動作になっています。
この辺はスキルフローの調整やデバッグが甘いのかなと感じました。
あと今後の要望としては、やはり購入まで繋げて欲しいという点です。Amazon Echoデバイスでの書籍紹介と言うなら、やはりそこはAmazonでの購入やKindleストアへのリンクが欲しいところです。
という感じで、現状では無理にこのスキルを使う意味があまり感じられず、普通にスマホでAmazonアプリで書籍カテゴリに飛んだ方がいいじゃない・・・になってしまってますね。
ただ、紹介しやすいカテゴリに絞って、一声でさっとカードに出してくれる・・というのは可能性があると思います。なので、是非改良版のバージョン2を出して欲しいところです。
あとがき
音声UIでは「手広くいろいろ調べられる・・」よりも、「ピンポイントにサッと押し付けてくる!」くらいの方がニーズ出ると思うんだよね。
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