Google Homeの経路検索結果がスマホに転送されるように!
Android、及びiPhoneのGoogle Assistantアプリで経路検索をすると、すぐにGoogle Mapと連動して経路が表示されます。この機能がGoogle Homeにも拡張され、Google Homeに経路検索をお願いするとすぐにスマホのGoogle Assistantアプリに転送してくれるようになりました。
これにより自宅スタートでどこかへ行く場合、非常に便利になりました!
設定は何もいらない!
Google Homeを使われているのなら、お使いのスマホにGoogle Homeアプリ、及びGoogle Assistantアプリもインストールされていることでしょう。
なので必要な前準備は何もありません。
Google Homeに向かって
「渋谷駅までの経路を教えて」
「渋谷駅までの徒歩経路を教えて」
などと、行きたい場所のランドマークを指定すればOKです。
単に「経路」を教えてと言うと、電車やバスを使ったいわゆる乗り換え案内的な使い方になりますし、「徒歩経路」と言えば徒歩による案内に変わります。近所の医者を検索して行き方を知りたい時などに使えますね。
このスクショは、出先の駅前でAndroid端末のGoogle Assistantで検索したものですが、自宅内のGoogle Homeで検索しても同じ挙動になるようになりました。
Google Homeの場合、「スマートフォンに送信しました」と言ってくれるようになりました。
ただ、すでにスマホでGoogle Assistantアプリを起動している場合、端末によってはGoogle Assistantアプリが再読込をしてくれず表示されません。この場合は、PUSH通知欄にGoogle Assistantの新着タスクが来ているのでそこから読み込みが可能です。
iPhoneでもAndroidでもPUSH通知からならサクッと読めたので、当分この方法でアクセスする方が早そうです。
やはりMap関連はGoogle Homeの圧勝!
Amazon EchoやLINE Clovaと比べて、Google Home/Google Assistant陣営が秀でているのは、このGoogle Map連動系だと思います。
Google Mapを軸とした経路情報、店舗情報は圧倒的にGoogleであり、その情報を精度の高い検索により手持ちのスマートフォンに一瞬で出せる・・・という連動はGoogleにしかできません。
別にわざわざスマートスピーカー経由で経路検索せずとも、スマホでやればいいし今もそうしてる・・・というのはもっともな話なのですが、スマホから指示せずとも検索ができるというのがちょっとした便利になります。
出かける準備をしながらGoogle Homeにサッと声で経路検索を指示しておけば、出かける時にスマホを確認するだけでもうGoogle Mapに経路が表示されています。慣れるまで少し時間かかりますが、慣れてくるとこれが思った以上に便利なんですね。
特に仕事場にGoogle Homeを設置している場合は、出かける起点にGoogle Homeがあるので便利になるシーンが増えます。今後もGoogle Mapの精度、ビッグデータ量はどんどん上がっていくので、Google Homeとスマホで地図系コンテンツの検索・ガイドが進むことになります。
サードパーティ製スキルを使うという面では圧倒的に劣るGoogle陣営ですが、Googleが提供する地図系コンテンツの便利さでは群を抜く存在になると思います。今後、ディスプレイ付きスマートスピーカーが出てくると、地図系コンテンツではGoogle圧勝ですね。。
あとがき
今更だけど、音声UIが活性化すると重要度は更に増すので、実店舗はグーグルマイビジネスをちゃんと使わないとね。
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