「今日はどんな日」をうまく使おう!
2017年秋に発売開始された「Google Home」。
半年が経って、巷の家電量販店でも気軽に買えるようになって、うっかり買ってしまった方も多いのではないでしょうか。
特に日本ではAmazon EchoよりもGoogle Homeが先行したため、まだまだGoogle Homeの方がユーザーが多いというちょっと変わった市場を形成しています。そこで、Google Homeを最近購入された方、そろそろ我が家にも1台・・・と思っている方に向けて、まずはGoogle Homeの第1歩な記事を書いてみたいと思います。
まずはスマホにGoogle Homeをセットしよう
既にGoogle Homeを購入された方はスマホアプリをインストールされていると思いますが、これから買おうかな?と考えている方は、先に「Google Home アプリ」をご自身のスマホにインストールしておきましょう。
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今日はどんな日を活用する
Google Homeが優れている点の1つに、「今日はどんな日」という複合アクションがあげられます。
これは、「天気」「通勤・通学経路の交通状況」「スケジュール」「リマインダー」「ニュース」の5つの情報を「今日はどんな日」の一言で一気に聞けるアクションです。
5つのカテゴリは、必要に応じてオンオフできるので、さくっと天気と電車の遅延だけ確認する・・・といった使い方が可能です。天気も交通情報も最初に「自宅」と「勤務先」の住所を設定することで、各ユーザーにマッチした情報が提供されます。
さらにニュースも数あるコンテンツの中から好きなものを選び、流す順番も設定可能です。
また、これらの機能はGoogle Assistantが司っているので、Google Homeだけでなくスマホ端末でも利用可能です。電車の中など声を出すのがはばかられる場所でも、Google Assistantにテキスト入力をすれば、「天気」「交通状況」「スケジュール」「リマインダー」に関してはテキストで返してくれます。
非常に便利ですので、是非使いこなしましょう!
自宅と勤務先住所を登録


Google Homeを立ち上げた直後が何だかよく分からない画面なので戸惑うんですよね。。w
まず左上のメニューを開きます。次に「その他の設定」をタップ。


「設定」メニューが開くので、少し下にスクロールして「機能」のカテゴリを表示させます。ここに「今日はどんな日」の設定メニューがあります。
「今日はどんな日」の中に、冒頭に書いた5つのカテゴリの設定メニューがあります。左のチェックボックスでオンオフが変更可能です。ここで、「通勤経路の交通状況」欄の右端、歯車アイコンをタップします。
自宅の住所と勤務先の住所をそれぞれ入力します。普通に日本語で都道府県から入力すると候補が出てくるのでそれをタップ。すると郵便番号まで自動で確定されます。
最寄りの駅と天気情報の参考になるだけなので、番地名までで十分と思います。
これで、天気と交通状況がユーザー用に調整されます。
「次の予定」と「リマインダー」は同一アカウント内のGoogleカレンダーの情報を引っ張ってくれます。Googleカレンダーで予定を管理されている方はかなり便利です。私は会社が「サイボウズ&VPN」という面倒な環境ですが、Android端末に変えたことで同期できるようになって、この「今日はどんな日」がさらに便利になりました。
「サイボウズ&VPN」の環境下でGoogleカレンダーとの同期に関してはまた別途記事にしたいと思います。
ニュースもセットしておこう
ニュースに関しては、2018年5月20日現在、15本のメディアが対応しています。
NHK、朝日新聞、毎日新聞、Yahoo!ニュースなど大手メディアの総合ニュースだけでなく、スポニチ、日経、野村證券などバラエティがあります。さらにJ-WAVEとか石川温さんのスマホ番組のように、ミニラジオ的なものもあります。
好きなものをオンにし、流す順番も変えられます。
とは言え、たくさんオンにすると凄く時間がかかるので、せいぜい1つ2つじゃないでしょうか。朝の支度時に天気や電車遅延、スケジュールを確認した後に5分程度ニュースが流れるのはわりと心地いいです。
また、Amazon AlexaのフラッシュブリーフィングのようなAI読み上げではないので、非常に聞きやすいのも利点です。
スクロールさせて好きなニュースをオンにした後、1つ戻った画面で順番を変更できます。
スマホでも同様に使えて便利!
GoogleはAmazonと違って、「Google Assistant」を軸としてスマホ、タブレット、スマートスピーカー、PCなどマルチデバイスで音声UIを展開しています。なので、各端末に「Google Assistant」をインストールしておけば、自宅でGoogle Homeで運用している大部分のアクションを自宅以外の場所でも利用できます。
Android端末はデフォルトでGoogle Assistantが音声UIになっているので当然として、iPhoneやiPadでもAppStoreに「Google Assistant」アプリが配信されています。
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これをインストールして、アプリを起動してからマイクアイコンをタップして話しかければ、Google Homeと同じ音声で再生してくれます。これ、イヤホン付けてる時であれば、小声で話すだけで今日のスケジュールを音読してくれて意外と便利だったりします。
というわけで、Google Homeのこの機能は、現時点においてAmazon AlexaやLine Clovaとくらべても便利な部分です。是非 Google Homeユーザーさんは上手く使ってみて下さい。